ハイフン12年目にして今更中丸雄一に堕ちた話~10ks!参戦記(3)~
明日で、あの5月1日から100日を迎えるそうです。時は早い。そしてレポはクソ遅い。
TLが見事にかつんロスまっしぐら、そのおかげで私も未練がましい元カノみたいな感じで縋り付いててなんかね、こう複雑なんですよ、かとぅんがこんなにひっそりしている一方で、(少なくとも目に見える範囲での)派閥の崩壊が始まって、今までかつてなかったタレント同士のコラボが見れるようになったのに、なんでそこにKAT-TUNはいないんだろうって本気で思う。ごめん複雑で。面白いんだけどね、やっぱり私にとってKAT-TUNは誰から見ても一番であってほしいと思っているんだろうな。
てゆうかまた言いますけれどあまりにもレポ放置しすぎましたね、忙しいやらなんやらで。社会人って本当に休みが休むだけで終わっちゃう。(言い訳)
あのライブ絶対絶対忘れないって思ってたのに、残念ながら記憶も薄れていくものですね。とりあえず思ったことつらつらとまたつづっていきたいと思います。
◎ここからが俺得でした
RAYからUNLOCKまでがとにかくとにかく俺得過ぎた。何が俺得って全部私好きなんですよ。quarterでは4人の集合体だったRAYが、3方向に散っていく演出になっていた。(9コンでも散ったけどさ)ステージ運びが関係していることはもちろんなんだけど、Aメロから1人を圧倒的に美しく見せていたRAYだったと印象に残っています。なぜかというと、私は名古屋でも東京でもバクステドセン近くの席だったので、寄ってくる上田君しかわからなかったんですよ…(愚痴ではない)いやそれほど、RAYって上田君の歌だったかなって思わせるぐらいには、マイク片手に汗をまき散らし、ただただ一心不乱に歌う上田君がすごくすごくかっこよかった。前回は特効で話題になったレイだけど、今回は儚く美しいレイだったな~~~と思いました。
3人が集まってのDead or Alive、これまたベスアの話になってしまうんだけど、田口が抜けますってなったすぐあとがDoAで、やっぱり踊れない中丸くんが、涙を見せまいとしていた上田くんが、神妙な面持ちだった亀梨くんが、そして清々しいほどアイドルを全うした田口くんが、いやというほど私の脳裏から離れないんですよ。DoAのリリース時期、「ISIS問題*1」でMステで歌えなくて、一般向けにちゃんと披露できたのってCDTV(深夜帯)だけで、ようやっとゴールデンで流れたのがあのベスアだったんですよ。あんな死ぬほどかっこいい曲、どうしてベストな状態で歌えないんだろう、ってちょっとその曲の運命呪われてんじゃないのって思ったよね。ベストな状態で歌ったのが充電前のライブでしかも3人ってなんの示し合わせだよ。とまあ私がDoAを憂いたところで何も変わらないのですが、3人がひたすらひたすらかっこよかったことだけは間違いない。ジョーカーゲームもっかい見たい。
BOUNCE GIRLもDモ同様クラブチューンで、「どうにか音源化を」と執念でディスク3に入れた曲ですね。楽曲大賞(非公式)では94位でしたから、その落差にもびっくりしますけれど。わたし配信の時は聞いていなかったので、この10ks収録版が初めてのフル拝聴といっても過言ではなく。とにかくノリノリで楽しかった!5人時代の曲なのにで、ライブで初めて披露されたのが4人でっていうのも切ないですけれど。ミラーボールのハコの中にぶちこまれてこの曲が流れる中、中丸雄一とぶつかってひと夏の恋に落ちたかった。ごめんこれ感想じゃない。BOUNCEGIRLってなんというかジャニーズっぽくないというか、王道路線からはやはり外れるクラブチューンだから(かとぅんに王道路線もくそもないけど)、これをイケイケに歌い踊るKAT-TUNがいかにスクールカースト上位の中で暮らしてきた人たちなのか嫌でも思い知る。それでいい。
生まれたころからの写真とともに、現在の彼らまでの軌跡を歌った4U。ハイフンとメンバーとの関係性を歌っていて、いつの時もこの曲が流れるときはハイフンもメンバーもひたすら幸せそうなのがとても好きです。10ks!ではカメの「say!」がなくても歌いだしたハイフンすごいきれいだったな~~~。
けど4Uの歌詞が表示された瞬間何を言われずともスッ…と察して朗々と歌い始めたオタク面白かったな…。
— 和泉 (@ddizumi) 2016年4月4日
歌詞が表示されていたとはいえ、使命感に駆られていたのかなんなのか、ほんときれいにみんな声出てて鳥肌立った。見学メンに「君たちのファンもこれができるか?」ってドヤりたいぐらいだった(※矛盾してるように聞こえるかもですが決して他担をけなしているわけではありません)。歌が重なる部分もちゃんと自然に歌い分けできてて、ハイフンすげえ…って率直に感心した。しかし最後のマイスウィートガール、私たちかつんに対してスウィートガール言ってるのでね。そこがまたかつんらしいなと、若干首かしげながら歌った。笑った。
4Uで消えていった彼ら、「ああ、これでアンコ前最後かな…」って思ったらいきなりトラジェからのアンロックで笑った。強引にも程があるだろ…そんなとこも好き…ってことで感動の4Uから特効祭りで本当にハイフンを撃ち落としたセトリでしたね。個人的にはあのRAYを超えてくる特効だったんじゃないかな?と思います。RAYは特効がすごいといっても種類としては花火暴発のイメージだったけれど、今回のアンロックは花火もレーザーも水も炎もてんこ盛りで、もうおなかいっぱい胸いっぱい…!って感じだった。もうすぐ円盤になりますから見ましょうね。ごちそうさまでした。
◎あいさつ
上田くんについて。
彼は、こんなに、誰かのために燃えるような人だと思っていなかった。何かに燃えるとしたら、自分のために燃える人だと思っていた。
だから、「一緒に戦おう」と言われたそのとき、私の知らない上田竜也がそこにいて、そして「きっとこの人は心底KAT-TUNが好きなんだろうなあ」と、傷だらけになりながらも最後まで、体を張って船を守ってくれるのはこの人なんだろうなあ、と漠然と感じていた。メンバーが減っていくたびに一番意識が変わっていったのは彼なんじゃないかと思う。私もちゃんと追ってたわけじゃないし上田担になったこともないから…薄っぺらい印象なのは承知だけど、それでも、目に見えるように、4人になってからは大きく変わった気がする。それはなんというか音楽もそうだし、演技の仕事が増えたのもそうだし、いろんな環境が変わってきて彼をそうさせたのかもなあ…
Mステで4人のラストパフォ、田口がいなくなることに対して、素直に涙を流した上田くんが愛しかったのを思い出す。10000字インタビューでも上田君の言葉が、田口に対する私の思いを消化させてくれたのも思い出す。
上田10000字読んだ。私が思っていた以上にKAT-TUNのこと大好きなんだなって思って、泣けた。フ中丸氏は、発言ひとつひとつが慎重な分、出てきた言葉がとても重かったけど、上田は、なんというか、わたしの気持ちにいちばん近かった。結論はやっぱり田口いなくならないで。悲しい。
— すずぽよ (@smv6ark) February 23, 2016
また10000字に戻るけど、田口が相当弱っていたという上田きゅんの発言が刺さった。あのときただ堂々と脱退を告げていたと思っていた田口は、私が思っている以上に混乱していて、衰弱していたのかなと思うと、辛かった。せめてごめんね、田口。
— すずぽよ (@smv6ark) February 23, 2016
上田くん、知らない間にわたしにとって近い存在になっていたんだなあ。名古屋初日で号泣しているファンの映像を彼が夜会で見た後というのもあり、「ファンのみんなには笑っていてほしい、」という上田くんが本当に美しくて、嬉しい気持ちになった。私も一緒に闘うね、来たる時までその船を一緒に守るよ。
中丸くんについて。
上田くん同様、ろばまるがこんなに沼深い新芽であることを永遠の新規ながら気づいていない私ですので、これまた新規みたいな発言をしますがさらっと流してください。
いつもいつも、KAT-TUNを俯瞰で見て、冷静にただ粛々と職務をこなしていく中丸くんが、こんなにも仲間思いで泣き虫な人だったことを思って、とてもいとおしくなりました。デビュー魂のプレワンでも泣いてたみたいね。(覚えていない)
シューイチでよく見るからというのもあるけれど、聖が抜けたときも、田口の脱退の時も、彼は冷静なコメントをしているように見えながら、彼自身の怒りや戸惑い、納得がいってないっていう感情が表れていたような気がしていました。淡々としているように見えて実は熱い人。その奥底には、結成したときに「ずっとこの6人でいたいなあ」と思った彼だからこその感情なのかなと思うと、今この現状がとても悔しいんだろうなあと、私も悔しく思います。
ということをいいつつ、さっきまで中丸の10000字インタビュー見てた。泣いた。泣くしかなかった。KAT-TUNってネタや冗談抜きに刹那性が強すぎて、それを中丸自身がいちばん感じていて、だから「ずっと6人でやっていたい」って祈ってたっていうのが、あまりにも重みがありすぎた…
— すずぽよ (@smv6ark) January 25, 2016
バラエティではあまり見られない彼の新しい一面を、この望んでいない状況であるからこそ知れたというのは、恨むべきか喜ぶべきか、だからこそ私は10ksで中丸くんに堕ちたのだろうし、6人、5人、4人のままだったら中丸くんを一番におくなんてことはなかったかもしれないなあ。
中丸くんが意外にも涙もろくて、うえぴなんてすぐ泣いちゃって、いちばん末っ子の亀ちゃんが「兄ちゃん勘弁してくれよ」と言わんばかりにふたりを引っ張っていったのがもう愛しさ大爆発だった
— すずぽよ (@smv6ark) May 1, 2016
結局泣いている中丸くんを見ながら上田君は笑って、ふたりの弟が、どうしようもないお兄ちゃんをしょうがないなあって連れてる様子が本当にいとおしくて、涙が止まらなかった。今までの中丸くんは、「私が見たことなかった中丸くん」だったけれど、最後のあいさつの中丸くんは、私の知ってる中丸くんだった。ちょっとヘタレな中丸くん。最近は、単体でバラエティに出ることが多くなって、ああ、この人がじわじわと求められてきているんだろうな、と感じています。とても嬉しい。静かなる闘志に、私も寄り添えたらいいなと思います。
亀梨くんについて。
いつでもどんな時でも、KAT-TUNに何かあったときは、一番ドセンターにいて、KAT-TUNに関する声を全身で受け止めて、すべてを背負ってきてくれた亀梨くん。「KAT-TUNの亀梨和也」であることを選び続けてくれた亀梨くん。セックスシンボルと言われ、セクシーで攻めてくるかと思いきや、そのストイックな姿勢と天然系女の子かめにゃんがあれよあれよと姿を現してとても目が離せないかめちゃん。世間のイメージを見事にぶち壊してくる第一位に君臨すると思っております。
一万字インタビュー読んでるけど、亀にゃんのコアと山田くんのコアが全くもって同じすぎてなんかくるものがある
— すずぽよ (@smv6ark) March 23, 2016
上田くんと中丸くんの一万字はあれだけ語ってたのになんでかめにゃんのだけ山田くんと重ね合わせてるねんわたし…いやいいんですけど。
「KAT-TUNの亀梨和也でいたい、と思わせてくれたのはハイフンだった」――この10年、本当にいろいろあった。一般から見ても他担から見ても曰くつきに見えるんだからそりゃあね。KAT-TUNのファン辞めようとか思ってた時期もあった。正直、田口が辞めると言ったときは、本当にハイフンであることをやめようかと思った。信じていたものがどんどん崩れ去っていくその感覚。それでも、「ファンの人は大事」という気持ちを、「KAT-TUNの亀梨和也でいさせてくれた」という言葉で表してくれた、それだけでもう、全部全部報われたような気がしました。この人についてきてよかった。KAT-TUNを好きでいて本当によかった。
そして絶対エースは何があっても泣かない。上田くんが泣いても、中丸くんが泣いても、それでも泣かなかったかめちゃん。これから未知の時間を歩んでいくKAT-TUN、じゃんぷもジャニストもセクゾもぐいぐい来ていて、NEWSが4人体制でどんどん旋風を巻き起こしていて、きっと焦りとかもしかしたら出てくるのかもしれない。不安で泣きそうなことももしかしたらあるのかもしれない。それでも、前に進もうとしていく亀梨君のその顔はとてもりりしくて、前だけを見て、本当にカッコよかったです。赤西くん、田口くん、聖の名前を、ひとつひとつかみしめるように言ってくれて、過去を全部全部受け止めて、脱退担が多く来ていた今回のライブで、彼らの名前を出してくれて、私たちの思いまで昇華してくれた、もう名前を出してもいいんだなって思わせてくれた亀梨君に感謝したい。ありがとう。
充電が終わった暁には、今ジャニーズ内で旋風を巻き起こしている若手の勢いを、一瞬で黙らせてしまうようなとってもでっかいKAT-TUNになってくれることを信じてずっと待っていたいです。
◎「泣くな、笑え!!!!!!!」
いつもなら、なんとなく拍手して、なんとなく始まっていたアンコールだけど、この日だけは違くて、「KAT-TUN!」のコールが鳴りやまなかったのが本当に印象的だった。赤西くんがいなくなってから、なんとなくコールがわからなくなってたから、アンコールも始まる前もなあなあになってしまっていたのかなあ、というのが私の思うところ*2で、だから、「かとぅーんって叫べばいいんだ!」って思ったのがとてもびっくりというか、当たり前のことを思って不思議な気分だった。
そんななか、「泣くな!笑えーーーーーーーーーー!」っていうたっちゃんかかめにゃん(曖昧)の叫びで、あのワクワクするイントロ選手権したら第一位のGREATEST JOURNEYに載せてくるものだからそりゃあ泣きながらでも笑いますわ。叫びますわ。あのUNLOCKのCD本当に好きで好きで、かつんのかつんらしさとかわいらしさが両立したCDそんなにないから。4人の軌跡がそのまま詰まったグレジャニがもう好きすぎて好きすぎて、笑え!って言われたのも嬉しくて超ハッピーでした。なんで亀のトロッコはひとりなのってちょっとまた恨みそうになったけどロバ丸がかわいかったからよし。
PRECIOUS ONE、思えばこれはデビューするずっとずっと前からの歌なんだよなあ。緊張して張り詰めたその空気、近づく終わりを惜しむ声、ちょっと私まで緊張すらしてたけど、優しい上田くんのそのピアノの音が、低音で支えた中丸くんが、そして歌い上げる亀梨くんの切ない歌声が、すべてを包んで優しい空間になった気がした。私はそんな記憶ないけど、「かめちゃんと一緒にハイフンも歌ってたし、ハイフンの声を聴きながらかめちゃんも歌ってたよね」っていうレポを見て、とても嬉しくなった。切なくて優しいプレワンで、デビュー前からの大切な曲であるプレワンで、ハイフンとかとぅんが一つになれた感じがしてすごくすごく嬉しかった。他のグループのアニバコンで、メンバーからの感謝の思いとか、それを存分に私たちに与えてくれたステージはたくさん見てきたけれど、会場とメンバーがまるで一つになったような現場ってそうそうなくて、すごい不思議な空間だった。またあの場を経験したいなあ。
ダブルアンコのぶらんにゅー、リアフェ、そして泣きの一回のぴすふる!なかなか帰らせないしぶといハイフン大好き。ハルカナ約束ではなく、Peacefuldaysで終わらせたのもKAT-TUNらしいところかなあと今になって思います。なんだか重くなってしまう約束より今を楽しもうぜ!みたいなところ。
ずっと側にあったモノが 突然消えてしまったのなら
どんな不安を抱えるだろう どんな痛みに泣くだろう?
ずっと側にあるんだと 自信過剰になってしまったら
どんな仕打ちにあってしまうのだろう?(Peacefuldays)
これがデビュー前の曲だなんてどんな因果でKAT-TUNに巡り巡ってきたんだよ…どんな予知夢だよと盛大にツッコミが入るしみんなたぶん思ってるけど。思ってるけど!KAT-TUNの明日に優しい陽が昇るように、私たちはただただ願ってやみません。
まさかこんな10周年迎えるなんて思ってなかったけど、例えギリギリでもボロボロになっても、美しき姿であり続けるKAT-TUNが好きすぎてほんとに楽しい人生送れてる。いつもいつもありがとう!10周年おめでとう!#10ks_KATTUN#KATTUN_10thAnniversary
— すずぽよ (@smv6ark) March 21, 2016
どうかこの先のKAT-TUNが素晴らしく光り輝く人生でありますように。君が生きるこの空の下生まれてよかった!#10ks_KATTUN #KATTUN_10thAnniversary
— すずぽよ (@smv6ark) March 21, 2016
◎おわりに
ようやっと終わりや。ようやくだよまったく。
この100日の間に、私は初めて赤西くんのライブを見に行きました。
なんかじゃんぷずっとつぶやいてるけど、元A担がジンアカニシオーディオファッション見てきたよ!赤西くん最上に美しくて演出が天才的に芸術で楽曲がシャレオツで鳥肌たった…#audiofashion #jinakanishi pic.twitter.com/dFYo9JhIRd
— すずぽよ (@smv6ark) 2016年7月23日
はーーーーあんな天才的な空間作りの天才ほんとかとぅんに何か提供してほしい…じんじん戻ってこいとは言わない、プロデューサーしないか
— すずぽよ (@smv6ark) 2016年7月23日
亀梨君のおかげで昇華された複雑な思いは、赤西くんへの興味へと変わり、そして今を生きる赤西くんを見ようと思えるようになりました。聖は、正直ちょっとついていけてない(笑)赤西くんよりこきたんの脱退が本当にショックだったから、まだ立ち直れていないのかもしれないなあ。それでも大好きなのは変わりない!もちろん田口も。
人生でいま一番KAT-TUNが好きかもしれない。好きすぎて重い。早く充電完了してほしい反面、しばらく待たされて、すごい待たされたらものすごい何かを持って帰ってきたみたいな展開もほしい。複雑。
とりあえず、10ksのDVD見たらたぶんまた泣くんだろうなと思いながら、ひとまず発売を楽しみにしている今日この頃です。
みんな買ってね!